日本の廃道
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「日本の廃道」アンケート結果

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Q1    特濃!廃道あるき 第二三回
加須良林道
(by ヨッキれん)

 
 
 
平均点
4.9
5 おもしろかった・
 役に立った
36
4 ↑6
3 ふつう0
2 ↓0
1 つまらなかった・
 役に立たなかった
0
 

みなさんのコメント

とても素朴でいい景色の場所ですね。
集落の全盛期、合掌造りの三角屋根が並んでいる様子は、
日本昔話そのものだったでしょうね。
ダムというのは、きっと必要だから造られるのでしょうけど、
村やその歴史や住んでいた人々のいろいろな感情が、
深い水底に漂っている気がして、その景色をいつも素直に
美しいとは思えないでいます。

[編]そう、美しいけれども、水面下に沈んだ道が気になって落ち着かない。オブローダーならばそれがダムに対する正しい付き合い方だと思います。 え? そう言う意味じゃない?(ヨ)


いい風景ですね。
大崩壊をのぞけば、立派な登山道といった風情で、心地よい初夏の美しい山旅といってもよい探索を堪能しました。
谷にそって進む道が、かなりの積雪にもかかわらず、ちゃんと道の形を残しているのは、かなりしっかりとした地質の場所だったのでしょうか。

[編]岩質もまぁまぁ堅牢だったと思いますが、それ以上にこの道の場合は、経年がさほどでもないですからね。明治であるとか、或いは戦前とかの車道と較べれば、傷みが進む時間が段違いですから。(ヨ)


いやぁ〜、「日原」に匹敵するゾクゾク感を味わいました。
それを越えたあとの加須良の美しい風景への遭遇・・・あの道を越えた人だけが味わえる感動でしょうね。「愛車」を置いた時点でも、ある程度は見えていたのでしょうが、道を越えたあとでは、全然違って見えたことでしょう。その感動が伝わってきました。文章もだんだん貫禄が出てきましたね。いいものを読ませてもらいました。

[編]ありがとうございます。最高級の賛辞を戴いた気分です。(ヨ)


風光明媚な林道と、見るのも怖い崩壊が対照的でした。
何度見ても「こんなところを行けるのか!?」という急崖を乗り越してしまうのが感動的であると共に、少し怖くもあります。ずるっと滑ったら終わり・・・ですよね。

[編]ずるっと滑っても、諦めちゃいけないと思っています。万が一落ちながらでも出来ることはあるはずだと、前もってイメージトレーニングしながら行動しています。(ヨ)


対岸の絶望的な崩壊を見て、対岸は決して通過できないだろうと思いました。
ですが、p.71/183の画像にある此岸の崩壊も絶望的のようで、強行突破に失敗すると、彼岸の人になってしまいそうです。
p.85の画像でも依然として絶望的に思えますが、p.91のように植生による強化で序盤を通過と運も味方し、ルーティングの最適な選択で危険な行程を全部踏破とは、お見事です。

[編]私も遠景の段階では、川に降りる以外に手はないと思っていました。(ヨ)


●P31
雪崩を「ホウ、アワ」というのは方言ではなく、雪崩の種類のことだと推察します。
おそらく「普通の雪崩」は「ホウ、アワ」とは言わなかったのではないか。
黒部の隧道掘削をテーマにした吉村昭の小説『高熱隧道』でも出てきますが、
「泡(ホウまたはアワ)雪崩」という種類の雪崩です。
wikipediaに、小説での表現と現実の違いなども書いてありますのでご参考まで。

●P46
「石川県境にそびえる高さ1700m前後の山」は
ほぼ西に約7.5km地点にある大笠山(1821m)と思います。
ORJ掲示板に画像をアップしますので見比べてみてください。

[編]使い慣れない言葉は使うべきではないですね。掲示板でのご教示もありがとうございました。カシミールって、使いこなせると便利ですね~。(ヨ)


これほど人を引き付ける場所…、
また、レポートを、私は他に知らない。
桂と加須良、両集落に思いを馳せながらも、
廃道を歩くことができる。これほど幸せな事はないと思う。

かなり前に、「加須良林道」含む41号を購読した者です。実は先日2013年10月30日の夕方の地元ニュースで、昔ダムに沈んだ県内のある地区が、修理の整備のため水を抜かれたダムの底から現れ、縁の人たちがそこを訪れた、というカメラマンリポートを放映していました。ニュースのさわりを聞いたとき「面白そうだ。富山版『山行が』だな」と興味を抱き録画したものを、最近見直したのですが、その集落の名前はぬわんんと!「桂」と言うんです。そう、加須良林道の前説に「昭和45年をもって離散した」とあった、桂集落です! さすがに驚いてしまい、何度も41号を読み直す始末・・・。先見の明があったというべきなのか・・・。
ちなみにテレビでは当然のことながら、桂集落の方が完全にメインで、加須良集落の方のことはほとんど触れられていませんでした。『昭和40年初め、近くの集落が廃村』とだけ・・・。
ただ平沼さんが「現存していれば世界遺産になっていたかもしれない『合掌造り』の集落だった」と書かれていた通り、桂集落を映した写真のいくつかには(ほとんど白黒ですが)情緒ある合掌造りの建物が、山々に挟まれた風景として存在していました。
ダムの底から現れた集落跡は、五右衛門風呂以外はほとんど痕跡が残っていなかったそうです。そして、その数日後襲来した台風のせいで水かさが増し、桂地区は再び湖の底へ沈んでしまったそうです。何だか本当に『山行が』を疑似体験したような気分になりました。
それを踏まえて、改めて41号を読み直すと、確かにこれだけ孤立してれば、加須良集落が廃村したら桂集落の方も廃村するよな、と妙に納得しました。平沼さんが決死の覚悟で突破したあのとんでもない崖を、集落の人たちは下手すりゃ吹雪の日でも歩かなきゃいけなかったんですものねえ・・・・。
富山は今、平地でも雪が降るんじゃないか、と言ってるほどの寒さです。平沼さんがたもどうか、お体にお気を付けお過ごしくださいませ。長文&乱文失礼しました。


    

Q2    新町軌道2
(by TUKA)

 
 
 
平均点
4.8
5 おもしろかった・
 役に立った
8
4 ↑3
3 ふつう0
2 ↓0
1 つまらなかった・
 役に立たなかった
0
 

みなさんのコメント

おだやかな探索の旅だけでも楽しいのに、妄想列車は最高ですね。
ところで。p120で「版地図によると」となっていますが、「旧版地図」でしょうか。

[編]ありがとうございます。
妄想するだけなら楽しいのですが、文章にして伝えるのは難しいですね。
なぜか「旧」が抜けてますね。訂正させて頂きます(つ)


番外編の推測は可能性が高いように思えました。もっとも、ご自分でもお書きになっていたように、仮に国鉄の駅同士を結ぶ路線であったとしても、未成に終わった五新線のように需要が少なすぎては維持もままなりません。代わりの道路が存在しているようなので、岩泉線のような理由で存続し続けることも期待できません。
結局廃線の憂き目に遭うようでしたら、現状のように一部が県道として活用されている状況の方がましという可能性もあります。
お疲れ様でした。

[編]私も同意見ですが、この場合、想像する楽しみを満喫したTUKA氏の一人勝ちですよね。いや、私も満喫させて貰いました。こういうレポ大好きです。(ヨ)


    

Q3    トークイベント「廃道ナイト!!!」
実施報告(by ジスオ)

 
 
 
平均点
4.7
5 おもしろかった・
 役に立った
71
4 ↑21
3 ふつう4
2 ↓2
1 つまらなかった・
 役に立たなかった
0
 

みなさんのコメント

ぜひ、大阪でも!
江戸はなかなか遠くていけなーい・・

プレゼンでレーザービームポインタを使わずに、木の棒で画面を指していることに強く共感しました。いくら影ができようが、ぷるぷる震える赤い点を強制的に見せつけられるよりずっと暖かみがあります。棒が廃道で拾ってきた枯れ枝ならもっとよかったかも…。あ、廃道の物は持って帰らないのが原則でしたっけ。

[編]どっかの誰かさんは沢山拾ってきて展示までしてましたけどねー。(な)
レーザービーム? 左から4番目の武器ですか?(ヨ)


参加したかったです!!
でも東京は遠い・・・京都からは遠いですね。
関西であったら参加します!!

[編]東京でやるとnagajis大変だし・・・大阪だとヨッキれん大変だし・・・(な)
まん中でやればいいじゃないですか。岐阜の乗鞍のあたりとか。(受)
それ、ありかもね。 たぶん一人も来ないけどね。(ヨ)


是非次のイベントには参加してみたいと思いました!

行きたかったけど行けなかった廃道ナイト。当日の楽しそうな雰囲気が伝わってきました。本人たちが一番楽しんでいるようで何よりです。最後に出演者の顔写真を小さくてもいいから正面から見せて欲しかった。次回もがんばってください。
 

[編]いっつも見てるじゃないですか。改めて載せなくても・・・(受)
nagajisはJISマークだし〜。(な)


アツいトークイベントだった様子が垣間見えてとても羨ましいです。機会があったらぜひ参加してみたいものです。

廃道ナイト、行きましたよ!!
メッチャ楽しかったです。
自分の周りにはオブローダーがいないので、あんな沢山の人と廃道を分かち合える機会があった事が何より嬉しかったです。
終電の都合で打ち上げ前に帰らなくてはならなかったのが、心残りでが。
第二弾が開催されるなら、休を取って参加します!!

[編]あ・り・ま・す・よ・ 第2弾。
来年になったら、けっこうすぐあるかもですよ。
ぜひ来てくださいね!! (ヨ)


地方なんで当日行けなかったので、他のしませていただきました。
行けなかった私には大変ありがたいです

参加できませんでしたので、雰囲気を知る参考になりました。

無料記事ということで初めて拝見しました。
内容はともかく、やはりPDF形式は性に合わない…

[編]それは残念ですね。(受)
残念ですね…。所詮はpdfだしなあ。ジスオだしなあ。(な)
なんか、受付がぶっきらぼうだな。きげん悪いの?(ヨ)


参加しとけばよかった。
廃線や廃道、廃墟、廃鉱好きなんですが、現地にはなかなか行けないですから、いつもHPの方で楽しませていただいています。
それにしても、廃道巡りやそのレポートだけでも才能溢れ具合が凄いなあと感心してたら、トークショー(ディナーショウ?)までやってしまうとは・・・
これからも探索にお出かけになられると思いますが、ぐれぐれも滑落には(その他にももちろん)お気をつけ、適当なペースでレポートを公開してくださいますようお願い申し上げます。

[編]ディナーショーって(笑)、なんか歌わなきゃいけない気がしてきますね。いや、実はトークライブの中で私の生唄、出てましたけどね(爆死)。(ヨ)


雰囲気がよくわかりました。
関西でも、是非開催してください。待ってます。

がんばってください もっとメジャーになって。発言力が増せば、指針になれるのでは?

[編]nagajisさんはともかく、私の発言力が増したら大変ですよ。道路法第46条を廃止しちゃいますよ。(ヨ)


楽しそうなイベントのようでしたね。
次回も開催されるようでしたら、私も是非とも赴きたいと考えております。期待しております!

[編]たのみますよ。ほんとたのみますよ。たのみますからね。次、点呼取りますからね。(ヨ)


宮城在住の高校1年なので行けませんでしたが、お2人にはトークイベントではなく廃道でお会いしたいです。

[編]猿と間違えて撃たないで下さいねっ(受)


普段私はORJを読んでおらず、もっぱらよっきさんの山行がだけを読んでいたのでこういうpdf形式の廃道系文章を読んだことがなかったのですが、完成度の高さに驚きました。
元々、PDFということでORJを敬遠していたのもあったのですが、このような感じだと凄く読みやすいですね。少しORJを買ってみたくなりました。
これからも、お二人の面白く興味深いレポ・廃道探索報告を期待しています。頑張ってください!

行きたかったけど行けなかった・・・ので、とても有難かったです!
次こそは・・・。

ライブ感があって面白いレポートでした。

廃道の、何が気になるのかが、解りました。

新潟の雅泉と申します。
いまさらですが、レポート拝見しました。
廃道ナイト、ぜひとも参加したいものです。
東京開催ではなかなか機会が得られなそうですが、なんとか機会を探りたいと思います。
現在、私の田舎にある、明治中期に廃道になった道の探索をもくろんでいます。
でもその前に、オブローダーとしての腕を上げないと、ちょっと挑めなそうです。

    

Q4    東熊野街道Odyssey4
柏木・大迫・伯母谷輪舞曲
(by nagajis)

 
 
 
平均点
4.9
5 おもしろかった・
 役に立った
13
4 ↑2
3 ふつう0
2 ↓0
1 つまらなかった・
 役に立たなかった
0
 

みなさんのコメント

モヤモヤモヤモヤ〜
次回・・早く次回・・・(中毒症状)
歴史の授業では名前くらいしか出てこない天誅組の史跡が、
しかも天誅窟なるものまで残っているとは萌えポイント高い。
歴史の大きな流れで見ると、点ほどのことも残さなかった
若気の至りのような事件ですが、やはり地元では大騒ぎだったんですね。
関西でおこったこと、なのに詳しく知らないのが悲しい。
こういう地元ネタ的なことこそ、学校で教えるべきだよなあと最近つくづく思う。

[編]歴史の時間に教わったことって、ごく一部分だったんだなあとつくづく思います。教科書に出て来ない歴史が載ってる分の何千倍何万倍も隠れてるんですよね。

その一方でそれも仕方ないよなあと思ったりもします。いろんな人が検討を加えて、他の文献資料などで裏付けを取って、共通認識として事実だと認められて初めて教科書に載るような「歴史」になるのでしょう(もちろん教科書の出版社の色とかもあるんでしょうが)。大変な手間がかかる作業で、地元の小さなものごとにまで手が回らないでしょうね。(そういう意味でIさんのような地元郷土史家って大切な存在だと思います)(な)


労作にして傑作。ただしやや詰めが甘かったような気がします。
一日の探索のなかに、物理的な道の紹介とともに、地滑りとダム、天誅党とエンピツ岩のエピソードを含むことで立体的に感じられるようになっている点はかなり秀逸だと思います。
ただし、街道自体を紹介する流れとしては、ややツギハギになってしまった感じがあるので、地滑りとダム、天誅党とエンピツ岩、茶屋跡からの道の探索はコラムなどとしてはっきり区別できるような構成のほうがよかったかもしれません。まあ、好みの問題ですが。

郷土史家の石本さんの名前が統一されておらず、石本氏、石本さん、I氏、Iさんが混在しているのはやや美しくないかも(特にP.92では同じページに混在していますが……)。
P.162、1行目で、エンピン岩はエンピツ岩のタイポかな。
P.83、猪鼻水平道、P.106、北摂、戸倉の旧道、熊野街道は空リンクではないでしょうか。

[編]おっしゃる通りで,TUKAさんからも指摘していただいたんですが,力及ばずで修正し切れませんでした.次回はもっとスマートにします.(エンピン岩はのちほど修正を.)(な)


p.147/189で最初の行が欠落しているようです。
p.163で古いロープをお使いになったようですが、ご承知のようにいつ設置されたのかわからないロープには危険が伴います。岩角がなければ、井上靖の「氷壁」で取り上げられた8mmナイロンザイル切断のような事故はめったに起こらないと思いますが、どうか毎回無事にお戻りになってください。
それにしても、大迫といえば国道169号のループや伯母谷トンネルのすぐ近くです。国道の線形改良前区間ですら自動車にとっては一部狭い箇所がありますが、同じ「東熊野街道」という名前が付いていながら狭く荒れている明治道路に比べると、道路は大幅に改良されたことになります。改良があまり進まない国道425号に比べて、東熊野街道(国道169号)や熊野街道(国道42号)は旧道や旧々道が発生する分、ORJにとって興味深い題材になるのでしょう。

[編]お気遣いありがとうございます。体重をかけた場面は掲載写真のように木の幹に縛り付けられているのを確認したところからで、切れる可能性や解ける可能性を考えつつ登りました。100%は信頼してないのです。(な)
みんなは真似しちゃ駄目ですよー(受)


土地に歴史があり、そしてそれは道の上を行く。
歴史を調べても道に繋がり、道を調べても歴史に行き着くものなのですね。
地域史には興味があり、地元の歴史などを調べてみたこともありますが、奥深き地の道跡はそのまま残っているのが興味深いです。
来号も期待しています。

鳥羽伏見の戦いの年号が誤植になっていますね。ご確認ください。

小職も、168、169号界隈を散策(?)したことがありますが、不思議な所に集落がある地域との印象が強く残っています。生活臭があっても人に出会わないという空気がとてもよく分かります。皆さんどこへお出かけなんでしょうね?

    

Q5    Readers' Voice

 
 
 
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みなさんのコメント

「ガマ」て、たしか沖縄で防空壕のことをガマと呼んでいたような。
「横穴の洞窟」のことをガマと呼ぶのでしょうか?
他の地域でも「ガマ」と呼ばれる穴はあるのでしょうかね?

[編]あ、そういえばそうですね。さくっと調べてみると自然洞窟をガマと呼ぶみたいです。穴=ガマというイメージが共通してたのかも知れません。
土木用語で、築堤に空いた穴のことをガマと呼んだりもするそう。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa3386074.html 
(な)
んで、インド航路を発見したのがヴァスコ・ダ・ガマ…(受)


    

Q6    総合評価

 
 
 
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